上下の矢印キーを使用してメタボックスパネルのサイズを変更します。
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xTool P3は、80W CO2レーザーを搭載したxTool Pシリーズの上位モデルです。 P2Sより大きな加工エリアと高い処理速度に加え、 LiDAR、自動位置決め、オートリフトベースなどを組み合わせ、 「大型CO2レーザーをより自動化して使う」方向へ進化しています。
一方で、本体重量は100kgを超え、価格帯も100万円を超える水準です。 家庭用レーザー加工機の延長として考えるより、 工房・事業用途・量産を意識した設備として検討した方が現実的です。
xTool P3の主な仕様
| レーザー | 80W CO2レーザー |
|---|---|
| 加工エリア | 915 × 458mm |
| 最大加工速度 | 最大1,200mm/s(加工内容によって異なる) |
| 最大加工高さ | 最大220mm(手動モード) |
| 木材切断能力 | バスウッド最大20mm(公式値・1パス) |
| 透明アクリル切断能力 | 最大25mm(公式値・1パス) |
| カメラ | 16MPパノラマカメラ+近距離カメラ+サイドカメラ×2 |
| 本体重量 | 約105kg |
| 本体幅 | 約1.25m |
| ソフト | xTool Studio |
P2Sより大幅に広い加工エリア
P3の加工エリアは915 × 458mm。 P2Sの600 × 305mmと比べて大幅に広く、 大きな材料だけでなく、同じ商品を複数並べて加工する量産用途でも有利です。
ここはP3を選ぶ理由としてかなり重要です。 1個ずつ加工するだけなら広い加工エリアを使い切れない場合がありますが、 商品を複数並べて加工する場合は、生産性に直結します。
80W CO2レーザーと3種類の焦点距離
P3は80W CO2レーザーを搭載し、 木材・アクリル・革・布などの切断や彫刻を想定した機種です。 特に透明アクリルを扱える点は、青色ダイオードレーザーとの大きな違いです。
またP3では、用途に応じて焦点距離の異なるレンズを使い分ける構成が用意されています。 精細な彫刻、汎用加工、厚物カットなど、 「何を加工するか」に合わせて光学系を選ぶ考え方です。
LiDARとオートリフトで位置合わせを自動化
P3ではLiDARを使った距離測定やオートフォーカス、 自動昇降ベースなどが組み合わされています。 大型CO2レーザーで毎回高さを手作業で合わせる負担を減らす方向の設計です。
ただし、透明素材や小さすぎる素材などでは自動検出が難しい場合があります。 P3は自動化機能が多い機種ですが、 すべての素材で完全に自動になるわけではありません。
P3とP2Sの違い
| 比較項目 | xTool P3 | xTool P2S |
|---|---|---|
| CO2レーザー | 80W | 55W |
| 加工エリア | 915 × 458mm | 600 × 305mm |
| 最大速度 | 最大1,200mm/s | 最大600mm/s |
| 木材切断 | 最大20mm | 最大18mm |
| アクリル切断 | 最大25mm | 最大20mm |
| 高さ対応 | オートリフト内蔵・最大220mm | ライザーベース使用時 最大215mm |
| 方向性 | 工房・事業・量産向け | 本格CO2を比較的コンパクトに導入したい方向け |
P3の価値は、単純に80Wへ出力が上がったことだけではありません。 加工面積・速度・高さ対応・自動化をまとめて強化した点にあります。
逆に、大きな加工エリアや量産性を必要としない場合は、 P2Sでも十分なケースがあります。 P3は高性能ですが、誰にとってもP2Sより合理的というわけではありません。
P3導入前に確認したいこと
- 搬入:本体重量約105kg。玄関・廊下・階段・設置場所まで確認する。
- 作業台:幅約1.25mの本体を安全に載せられる強度と奥行きを確保する。
- 排気:80W CO2レーザーを継続運用するなら排気環境は重要。
- 電源:他の高負荷機器との同時使用も含め、電源環境を確認する。
- 消耗品:レンズ、ミラー、清掃用品など、CO2レーザー特有の維持管理を考える。
- 加工量:広い加工エリアと高速性能を本当に使うだけの仕事量があるか確認する。
どんな人に向いている?
P3が向いているケース
- 大型の木工・アクリル製品を制作したい
- 同じ商品を複数並べて加工したい
- 加工速度を上げて生産量を増やしたい
- 透明アクリルを本格的に扱いたい
- 工房・店舗・法人設備としてCO2レーザーを導入したい
- 位置合わせや高さ調整の自動化を重視したい
P3を急いで選ばなくてもよいケース
- 小物への名入れが中心
- 加工サイズが300〜500mm程度で十分
- 使用頻度が低い
- 搬入や設置スペースに余裕がない
- 排気環境を作りにくい
- 100万円を超える設備投資を回収できる用途が決まっていない
xToolを検討している方へ
xTool P3の価格、セット内容、法人割引、キャンペーンは変更される場合があります。
購入前にxTool公式ストアで最新条件をご確認ください。
まとめ|P3は「大型化」より「生産設備化」がポイント
xTool P3は、P2Sを単純に80Wへ高出力化しただけの機種ではありません。 915 × 458mmの加工エリア、最大1,200mm/sの速度、 オートリフト、LiDAR、複数カメラなどを組み合わせ、 大型CO2レーザーをより効率よく運用する方向へ進化しています。
その一方で、重量・価格・設置条件は家庭用の延長として軽く考えられるものではありません。 加工量や販売商品が決まっていて、広い加工エリアと自動化によって投資を回収できるか が、P3を選ぶ大きな判断基準になります。
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